MISOJI RIOT 2018 特別対談② バンド紹介

MISOJI RIOT 2018 出演者紹介その①

MISOJI CALLINGから恒例の主催者による出演バンド紹介。”だからこのバンドに出演をお願いした!””このバンドの事がこんなに好きなんだ!””だからこのバンドのライブを見てほしい!”などなど。MISOJI RIOTに出演してくれるすべてのバンドにはストーリーがあるのです。そんなストーリーの一部を対談形式でご紹介。この対談記事を読んでイベントに遊びにきたら、MISOJi RIOTが3倍楽しめる!!

古迫(craft rhythm temple)/ 藤村(waybee)/ 倉坂(The denkibran)/天の声の人 / 小村(Rock`n roll Birthday)対談収録(2018/02/06)

Bacon


― では、今回のMISOJI RIOTの最後…オオトリを飾る予定のBaconからいきましょうか?

小村(Rock`n Roll Birthday) 「そうですね!」

古迫(craft rhythm temple) 「はい!」

― 今回は、MISOJI~はじまって以来の主催者がトリをしない…という予定でして

倉坂(The denkibran) 「うん。主催の3バンドがオオトリをやって…という形で3年イベントをやってきて、一応一区切りはついたので、今年は違う感じでやりたいな…という話になりまして」

古迫 「なりましたよね」

倉坂 「今回から新しく主催に加わったし waybeeがオオトリをやるってのはアリだったのですが、waybeeに声をかける前に、”主催バンドはオオトリをやらない!”っていう空気感になってしまっていたので…。waybee、ごめん(笑)」

藤村(waybee) 「いやいや(笑)大丈夫です!」

倉坂 「で、いま一番 応援したい大人のバンドにトリを飾ってもらうのがいいよね…、それって誰だろ?って話になった時に、”あ、Baconだ!!”って主催チームで話がまとまりまして」

小村 「うんうん」

― Baconだ!って勝手に盛り上がってましたよね、

倉坂 「そう。Baconにまだ出演オファーをしていないのに(笑)」

ー 出てくれて良かったですよね

倉坂 「もしBaconが出てくれてなかったら、今年のMISOJI RIOTはもう最初からいきなり破綻してましたからね(笑)でも、BaconのVoこうど君に”~今年はオオトリで出演のお願いをしたい”って、誘ったんだけど、他のメンバーにはその話はいっさい伝わってなっかた(笑)」

一同 笑

倉坂 「Drアルに会った時に聞いてみたら、”え?何それ?”みたいな(笑)」

― さすがですね(笑)Baconは、ここ数年でナードマグネットと仲良くなってツーマンをしたりとか…、若いお客さんもまたたくさんつきだしてますよね

小村 「ファンダンゴのワンマンも良い感じでしたしね」

― 最前列のお客さんに混じってバンドマンもたくさんいましたよね!とにかくあつかった!コムさんってBaconにはどんな印象を持ってますか?

小村 「Baconは…大学生ぐらいの時によく聴いてたんですよ。で、MISOJI CALLINGの時に出演者のなかにBaconの名前を見つけて…”あ!まだ活動してたんだ!?”って(笑)」

倉坂 「活動が水面下に潜ってましたもんね(笑)そう思われても、その頃なら仕方ない」

小村 「で、その後にBaconとナードマグネットのツーマンライブを見に行って、あ、やっぱりこの人たちかっこいいな…って」

― うんうん

小村 「あのライブを見てまた応援したくなりましたよね!去年出たアルバムもめちゃくちゃ良かったからBaconがオオトリっていうのはMISOJI~ としても、ど真ん中!!」

― しっくりきた?

小村 「しっくりきましたね!」

倉坂 「じゃ、古迫くんはBaconってどんなイメージ?」

古迫 「僕は逆に…なんですけど、昔のBaconを知らなかったんですよ。バンド名は知ってたんですけど。だからMISOJI~をやりだしてから、初めてBaconのライブを見たんですよね」

― うん

古迫 「だから、かっこいいバンドが最近出てきた!みたいな印象ですよ」

― ああ、そういうパターンの人ももちろんいてますよね。何年か…あんまり活動してませんでしたもんね…って言い方すると怒られるかもですが…

倉坂 「いや、あれは”してなかった”でいいでしょ(笑)」

古迫 「だから他の主催者とは違った意味で…、新鮮な気持ちで応援したいバンドですね。バンドマンに愛されてるバンドですし!」

― こうど君は妖精みたいなもんなんでね(笑)。みんなから愛されてる妖精

藤村 「僕も古迫さんと一緒で…Baconの事は最近知ったんですよね。すごい熱量で…、ヤッバッイ人がいるなぁ…って(笑)」

古迫 「ヤッバッイ人(笑)!

藤村 「衝撃でしたよ」

古迫 「”ヤッバッイ人”っていうのは、なんかわかるなぁ(笑)!

藤村 「久々に自分の想像を超えた…未知な感じで…」

― この中では一番付き合いが古いであろう倉坂さんは?

倉坂 「まぁ、友達…というと、おこがましい気持ちはいまだにあるんですけど」

― 年齢的には?

倉坂 「Voのこうど君だけちょっと上。ほぼ同世代ですね。そういや、こうど君の事をコウディーって言ってる人、いなくなったね(笑)」

― コウディーはもういないでしょ!

古迫 「コウディーっていう愛称だったんですか?」

倉坂 「下北沢のギターロック界隈でブイブイいってて、女の子のお客さん達から”コウディー!!”っていう黄色い声援が…いや、あんまり知らないけど(笑)」

一同 笑

こうど君がコウディーだった頃

倉坂 「…単純に世代が近いので音楽の話があうんですよね。こうど君もEric Claptonが一番好き!とか言ってる意外にブルージーな人だから(笑)。昨日も、デラニー&ボニーかなんかの話になって…、やっぱり俺たち世代かな!?みたいな話をしたっばかりです(笑)」

藤村 「そうなんですね」

倉坂 「Baconに現役感が戻ってきて単純に嬉しいですよね。一時期、Baconっていう、かっこいいバンドがいて!って話を若い子にしても全く通じなかったから(笑)。必死に説明しても通じない(笑)」

― せつない

倉坂 「だから戻ってきてくれて嬉しいです」

― そんなBaconが今年はオオトリということで、どうなるんでしょうね?

倉坂 「今、大阪のライブハウスのバンドのなかで、ある意味で十代、二十代、三十代、四十代…と一番幅広い年齢層をかき混ぜてくれてるバンドだと思うので、子供から大人までたくさんの人にBaconのライブを見に来てほしいです!!」

ナードマグネット

― じゃ、Baconの紹介の時もよく名前があがってたナードマグネットの話を…

倉坂 「さっきの話でいいんじゃない(笑)?」

※さっきの話…前回の対談記事を参照

― じゃ、ナードマグネットの話はこれで終わり…ってわけにもいかないので、MISOJI~から離れたところで、ナードマグネットの印象ってどんな感じですか?倉坂さん?

倉坂 「あ、俺から?最近、ナードマグネットのライブをまったく見れてないんですよね。なんならMISOJI~でも、自分のバンドがライブする時間と、ナードマグネットがライブをする時間帯ってほぼ被ってたので…」

― そうですよね

倉坂 「knaveでレコ発イベントをやってくれた時が、ナードマグネットのライブをきちんとフル尺で見れた最後かも…」

小村 「あ、それならかなり期間があいてますね」

倉坂 「なので、今回のMISOJI RIOTではめちゃくちゃ久しぶりにナードマグネットのライブを見ることになると思うのでとにかく楽しみ!Baconとナードマグネットの師弟対決ってのも、今回の見所のひとつですしね!」

― もう師弟…って感じでもない気が…(笑)?

倉坂 「いやいや!師弟はいつまでも師弟だって!憧れてた人はやっぱりずっと憧れの人だし、そういうとこってあんまり変わらないと思うけどねぇ」

― Baconの新譜のオビのコメントもナードマグネットの須田くんが書いてたし

倉坂 「うん。そうそう」

― 古迫くんは?

古迫 「そんなに頻繁に見れてるわけじゃないですけど、最近のナードマグネットのイメージはライブがパンクバンドみたいなイメージなんですよね。曲はいわゆるパワーポップだと思うんですけど」

小村 「ああ…」

古迫 「ナードマグネットのライブパフォーマンスを見てると…ああ、自分と同世代なんだな…と感じますね」

倉坂 「たしかに、須田くんと古迫くん 辺りでメロコアとかの話で盛り上がられると、おれ、あんまり詳しいジャンルじゃないから、全然、話に入れなかったもんなぁ(笑)」

一同 笑

― あ、倉坂さんメロコアは通ってない?

倉坂 「通ってないですねー、BAD RELIGIONとかNOFXとかぐらいは一応聴いてはいましたが…」

古迫 「そう、ぼくも実はメロコア出身なんで…、そういうのが好きな感じがライブでも前面に出てるなぁ…って。好きな事をしっかりやれてる感じは羨ましくはありますよね」

― 藤村くんは?ナードマグネットと面識はありますよね?

藤村 「HOLIDAYS OF SEVENTEENとナードマグネットが一緒にツアーを回ってた時に一緒にライブをしたり、コンピCDで一緒だったり…、ちょこちょことは…」

― はい

藤村 「でも、あんまり一緒にやる機会ってなかったですね…、古迫さんと同じような話にはなっちゃうんですけど、僕たちの青春というか…僕たちが好きだったものを全力でやってるのが、すごく気持ち良いですよね!」

小村 「たぶん僕がナードマグネットのライブを一番 見てると思うんですよ。去年、一番 ライブを見たバンドがナードマグネットでした」

一同 おお!!

小村 「最近…自分はお客さんの立場にいる事が多いので、思うのは、例えばASIAN KUNG-FU GENERATIONを聴いてたような、僕らと同年代の人たちが、ナードマグネットのおかげでライブハウスにまた戻ってきてる」

一同 へー!!!

小村 「自分が二十歳ぐらいの頃に一緒にライブを見ていたような人達が、またナードマグネットのライブを見にライブハウスに戻ってきてるんですよ」

― 経済的にもちょっと余裕も出てきて、久しぶりに好きな感じのバンドが出てきたから…と、そんな呼び水にもなってるんですね

小村 「だから、客席におっさんも多いんですけど(笑)」

倉坂 「めっちゃ素敵やん!」

古迫 「うん。良い話ですね」

小村 「関西の中での”ライブハウスの掘り起こし”じゃないけど…、そういうのを今できてるのがすごいな…と思いますね」

倉坂 「それって2015年にMISOJI CALLINGをはじめた時から、須田くんが”やりたい!”って言ってたことで、それを実際に出来てるのはすごいですねー」

MISOJI CALLINGをはじめた時の対談記事はこちら

http://misoji2015.pst.jp.net/?page_id=156

― 主催から外れて、ある意味で開放されたナードマグネットがどんなライブをしてくれるか楽しみですね!

音速ライン


― では続いて、音速ライン!!

倉坂 「今回、一番 最初に出演オファーをして、一番 最初に出演のOKをもらえたのが音速ラインで」

― まさかの!

倉坂 「そう、まさかの!今年も MISOJI RIOT をやりたいな…と思ったきっかけの一つが、実は音速ラインだったりしまして」

― ほー

倉坂 「音速ラインさんは、ここ最近、僕の職場でもある 南堀江knaveに定期的にライブをしに来てくれてまして」

― そもそも、音速ラインはなんでknaveに来てくれるようになったんですか?

倉坂 「新宿LOFTの樋口さんキッカケですね。樋口さん、お世話になっております…。で、音速ラインの話なのですが、 やっぱ、すごくライブが良いいんですよね。当然ですけど」

― キャリアのあるバンドさんですしね、そこは当然のようにクオリティは高いわけですね

倉坂 「はい、で、音速ラインのポスターをknaveに貼ってるんですけど、毎回、knaveに出演している25~26歳ぐらいのバンドマン達の反応がすごくあるんですよ。”あ、昨日、音速ライン、来てたんですか!?見たかった…!”とか」

― 会話にあがる機会が多いんですね

倉坂 「…まあ、そういうヤツに限ってライブに来ないんですけど(笑)」

古迫 「バンドマンあるあるですね(笑)」

一同 笑

倉坂 「とはいえ、キッカケがないと なかなか行きにくい…って気持ちもわかるのでね。そういう子達がライブを見やすい機会をこっちから作っていく…っていうのも必要なのかな?と思いまして」

― たしかに何かキッカケがないと行けないって子達もいますよね

倉坂 「なので今回はお客さんはもちろんなんですけど、若いバンドマンたちに特に音速ラインを見に来て欲しいな!って気持ちがすごくあって」

― なるほど

倉坂 「もちろん音速ラインを知らなかった…って若い子もいるだろうし、そういう子たちとの出会いのキッカケにならないかな?と…、大先輩にこういう偉そうな事を言うのはおこがましいのですが」

― 大先輩…って言っても、世代的には倉坂さんって同じぐらいじゃないんですか?

倉坂 「まあ、世代は近いかもですけど、そこはリスペクトというか…気持ち的にはやっぱり先輩は先輩(笑)」

― 僕も大学生ぐらいの頃に音速ラインはよく聴いてましたね

倉坂 「そうそう、そういう人にきちんと今の音速ラインのライブを見て欲しい気持ちはすごくあります!!…いま、かけてる、ウーロンハイっていう曲とか、ビールとかハイボールの曲とか…お酒の歌がやたら多いんですけど(笑)」

― それは素晴らしい(笑)!

倉坂 「そういうユーモアというか…、面白いところも音速ラインの持ち味かとは思うんですけど…」

― はい

倉坂 「やっぱり、せつないラブソング的な曲って音速ラインの必殺技な気はするんですね」

― たしかに一般的にはそういうイメージかもしれないですよね

倉坂 「この前、僕が見たライブのMCでVo藤井さんがポロッと言ってた話を聞いて思ったんですけど」

― はい

倉坂 「やっぱり2011年の震災以降って、例えば…別れの歌だったり…ともすればネガティヴにとらえられそうな内容の歌を歌いにくい風潮ってあったんじゃないですか?」

― はい、ありましたよね

倉坂 「どう周りに聴こえるかっていう部分ももちろんなんですが、歌ってる人間の…自分の気持ちのうえでも”今はなるべく前向きな事を歌いたいなぁ…”ていう思いは、小さな規模でやってる僕ですら、ありましたからねぇ」

― はい

倉坂 「そういう気持ちで、最近はあえて封印してたような切ない歌を、また歌ってもいいのかな?っていうモードにはなってるみたいで…まあ、これは直接、話を聞いたわけではなくて、ライブのMCを聞いての…あくまで僕の推測なんですけど」

― なるほど

倉坂 「音速ラインの切ない曲を待ってる人ってすごく多いと思うのでね、楽しめて、泣ける今の音速ラインのライブをぜひ見てもらいたい!!…Baconのレコ発にも音速ラインも出てたらしいし…」

― それって、13年前ぐらいって言ってましたっけ(笑)!?

倉坂 「そうそう。Baconが出るから、音速ラインも出て欲しいっ!っていうのもありましたし」

― そうですね、昔から音速ラインを知ってる人にも、知らない人にもぜひ見てもらいたい!

と、短いですが、まずは出演バンド3組を紹介!!出演バンド全組、しっかり主催者目線で紹介していきますので、引き続きお楽しみに!!近日公開予定のタイムテーブルもあわせてお楽しみに!!しーゆー!!

MISOJI RIOT 2018

各出演バンドのライブ会場物販/各種プレイガイドでチケット発売中

開催日 :2018年4月21日(土)
開催地 :南堀江knave / SOCORE FACTORY / 北堀江club vijon / 堀江 Covent Garden
時間 :開場開演11:30/12:00
前売 :3,500円(ドリンク代600円別途必要)

【一般発売】
●e+ 購入はこちらから
●ローソン (L:55791)
●チケットぴあ (P:106-298)

各出演バンドの手売りで発売中

※チケットの取り置きはできませんのでご注意ください

※チケットでの会場への入場は出来ません。前売りチケットを事前にパスに引き換えてからの会場入場になります(※リストバンド引き換えは10:30より南堀江knave 1Fにて)

出演
【主催】
The denkibran / waybee / craft rhythm temple / DJ : Rock’n Roll Birthday

【出演者第一弾】
音速ライン / Bacon / ナードマグネット / 林青空 / 花柄ランタン / Emu sickS / モケーレムベンベ

【出演者第二弾】
about a ROOM / アベフミヒコ(SIRMO STAD) / Easycome / kasumi / sunday morning bell /清水煩悩 / シンガロンパレード / スーパーノア / SOUTH BLOW / Transit My Youth / fula / moke(s) / 私の思い出 / くすり

【出演者第三弾】
河内REDS / グッバイフジヤマ / 桜草 / ハンブレッダーズ / mock heroic / モーモールルギャバン / ヤジマX / Lucie,Too

and more…!!

主催/企画/制作
The denkibran / waybeeRock’n Roll Birthday / craft rhythm temple

協賛
■西尾王将会

招聘
■MISOJI RIOT 実行委員会

問い合わせ/窓口
■倉坂直樹(The denkibran / 南堀江knave)
info@thedenkibran.com

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